« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月

さくら、南へ

いよいよ九州新幹線で鹿児島へ向かいます。
3月の開業以来、気になっていたのですが、開業前日に東北の地震発生を受け、
セレモニー等も中止された中でのスタートでした。

Imgp6075

さて平日というのに、午前の新大阪発は朝一番の「みずほ」を除いて、軒並み満席。
3日前の時点で、指定一席だけ残っていたのが、9時59分発の「さくら」でした。
8両編成の内、指定席は4両半で、もともと席数が少ないというのはあります。

発車20分前のホームには、既に多くの待ち客。自由席にも長い列。
9時44分に熊本発の「さくら」が入線し、折り返し鹿児島中央行きとなります。
列車が到着すると、これまたホーム上は混雑。
写真を撮ろうと、前の方へ進むのもやっとでした。

Imgp6077

車内清掃はギリギリまでかかり、乗車開始から出発までは慌しく、
前よりの自由席車から乗り込み、指定席へ移動する頃には、もう動き出していました。

Imgp6081

席は確かに満席。全員が博多以南へ行くわけではないでしょうが、
僕の周囲は、新神戸から乗ってきたグループ、岡山から乗ってきた家族連れ、
共に終点まで一緒でした。
区間利用も多いのでしょうが、やはり博多でかなり入れ替わった印象です。

博多までは2時間40分。普段あまり新幹線に乗らない向きですが、
どれだけ早くてもやはり2時間を越えて来ると、少し退屈気味になります。
その点、九州新幹線区間に入った、博多~鹿児島中央の1時間半は、
すごく早く感じました。
博多から車内放送が日本語・英語に加え、韓国語と中国語の計4カ国後になったのと、
乗務員も交替し、どことなく朗らかな雰囲気になったのは、土地柄でしょうか。

Imgp6087

ただトンネルが多いこと。山陽新幹線も大概多いんですが、九州も然り。
あと何気に防音壁が高い気がして、外の景色があまり楽しめない感じです。
その代わりというか、車内の居住性は、新幹線の中で最高ではないでしょうか。
「ひかりレールスター」もゆったりした2列席ですが、
色のトーンがさらに落ち着いています。厚みのあるシートは、
今や主流になってしまった東海道新幹線のN700系とは比べ物になりません。

いずれにせよ、今まで遠いイメージだった熊本や鹿児島という地名が、
次々に現れて来るのはやはりすごいです。
一方で、駅周辺にやたらとビルが立ち並ぶ風景は、
何か地方の町々が画一的になっていく気もします。

Imgp6089

定刻14時09分、鹿児島中央着。「中央駅」という響きが、海外の鉄道を思わせます。
行き止まりのホームの先からは、噴煙立ち上る桜島が望めました。

Imgp6093
Imgp6098

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小豆島

映画「八日目の蝉」を見て、久々に映画館で号泣してしまいました。
その舞台となる小豆島を訪れたのは3月。
というか、たまたま相方と行ってみようということになって、
訪れてみると、観光のパンフレットやらチラシやらに、
「八日目の蝉」の宣伝がされており、早速原作を読んだという次第です。
もともと角田光代さんのファンということもあります。

小豆島のイメージは、オリーブ・二十四の瞳・リゾート地という感じでしたが、
案外ひなびた感じで、落ち着けました。
一方で、寒霞渓などの険しい山谷の姿もあって、意外でした。

淡路島とは違い、陸路は結ばれておらず、船でしか渡れないのは、
やはり離島です。島独特の雰囲気、時間の流れを感じます。
物語の中で、偽りの母と娘を癒し、また成人した娘が、
過去の自分と対峙して生きていこうとする。
その背景にある小豆島の風景の美しいことです。

Imgp5563

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »