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2011年10月

バイキング・ラインでバイキング

ヨーロッパ・レポートに戻ります。

ヘルシンキ~タリンの船旅。
いくつかの会社・航路があり、行きは「リンダ・ライン」の高速船を利用。
同じターミナルには、ロシア・サンクトぺテルブルグ行きの大型客船の姿も。
もちろんロシアへはビザがないと行けないのですが、鉄道も直通列車が走っており、
ふらりと行けてしまいそうな、ホント行ってしまいたい気になります。

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曇りがちの天気でしたが、「リンダ・ライン」の高速船は大きな揺れもなく快適そのもの。
ヘルシンキ出港後、少し甲板に出ることも出来ました。
遠くにあっても大きい「バイキング・ライン」の船体が見えました。

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ということで、帰路はこちら。

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船旅の魅力は、やはり自由に動き回れる範囲が広いこと。
そして「バイキング・ライン」といえば、ビュフェ形式の食事。
いわゆる本場の「バイキング」です。

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前菜だけでも盛りだくさん。

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とりあえず少しづつとは思いつつも…

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そしてメイン。

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デザートの前にチーズも。やはりサーモンとキャビアは特に美味いです。

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デザートもどっさり。

これでフリードリンク(ビール・ワイン・ソフトドリンクも多数あり)付きですから、
うまくセーブしないと食べ過ぎ・飲み過ぎで苦しくなります。
かつて長い旅の途上、ヘルシンキ~ストックホルム間でやはり
「バイキング・ライン」のバイキングで食べ過ぎ、
その後、気絶するかのように眠ってしまった記憶があります。

あれから10年近く経って、少しはセーブ出来るようになりました。
もっとも、今回は短い乗船時間と、相方の存在も幸いしてます。

何はともあれ今回のヨーロッパ旅行、最後の夜を満喫するひと時でした。

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続・交通科学博物館

先の「交通科学博物館」で気になったものを、あと何点か。

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かつての列車予約というのは、東京・大阪の乗車券センターなるところで、
全て手作業でやっていたとのこと。
今や海外の列車すらパソコンで予約出来るのだから、時代の移り変わりってすごい。

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そして、これは国鉄第一号の予約端末。
手作業から一転、全国の列車がこれで予約できるようになったのは画期的。
当時の最新システムが導入されたのは、
いかに鉄道が重要な存在だったかを表しています。

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かつての特急列車の座席テーブル。

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旧型客車の食堂車は、今でも使えそう。味があります。

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鉄道のみならず、旧国鉄ハイウェイバス。
外から見る限りですが、案外、座席の前後間隔が広い気がしました。

「交通科学博物館」、なかなかの見応えです。

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鉄道の日

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これはなかなかマニアックでは…

ヨーロッパ旅行のレポート途中ですが、本日10月14日は「鉄道の日」。
明治5年、汽笛一声、新橋~横浜間に日本初の鉄道が開業した日です。
秋の「青春18きっぷ」とも言える「鉄道の日記念きっぷ」なるものが、
全国版・西日本限定版と発売されていたものの、雨天であまり遠出する気にはなれず。
大阪の「交通科学博物館」が入場無料とのことで、久々に出かけてみた次第です。

幼稚園の遠足、家族連れ、カップル、同業者など、雨の平日の割にはそこそこの人。
もともと入場料も大人400円と高くないのですが、久々に行った印象としては、
もう少し出しても良いので、もっと保存車両の中を見たいかと。
(…やはり埼玉の鉄道博物館はよく出来ています)

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それでもたっぷり2時間半ほど楽しんでしまったわけですが、
今日の一番は冒頭の写真。
最近は、電光掲示板が主流になって、こういうパタパタ式の案内がなくなりました。

自由に操作出来るようになっていますが、列車・行き先が限られていて、
記憶を辿りつつも、実際のどこかの駅を再現するには至りませんでした。
それでも時刻表を見て、憧れた列車たち。
僕自身は実際に乗ることなく、なくなって行きましたが、
「まつかぜ」号は、大阪から福知山線・山陰本線を経由して、
半日をかけて博多まで走っていた列車。確か食堂車も連結されていたはずです。
今では考えられないし、当時も全区間を乗り通す人がいたかどうか。
でも興味深く、ある意味、優雅な旅という気がします。

日本の鉄道が歩んだ歴史と言うのは紆余曲折で、
特に戦後の高度成長を支え、またそのツケが大きな赤字を生み、
地方のローカル線廃止、そして大本の国鉄分割・民営化なども経て来ました。
しかし鉄道の旅、その面白さは変わりません。
三十数年の僕が経験してきた中でも、またこの先の旅でも、
鉄道の旅の魅力は尽きることはないでしょうし、そうあってほしいと願っています。

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タリンと尾道

ヘルシンキから対岸、タリンへは日帰りが出来ます。

エストニアの首都・タリンは思い出深い町です。
ちょうど9年前の9月、ヨーロッパを巡る長い旅をしました。
シベリア鉄道でモスクワ、さらにサンクトペテルブルグへ抜け、
そこからは全てバス。「ユーロラインズ」というバスのネットワークを駆使して、
ロンドンまで約3ヶ月、あちこちを回ったわけです。
そんなヨーロッパバス旅で、最初に降り立ったのがタリン。
ロシア国内はビザの関係で、全ての交通機関・宿泊先を予約しなければならず、
やっとロシアを抜けた、開放感のようなものを感じたことです。

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そのバスターミナル。
あとついでに、国鉄駅にも行ってみると
(たとえヨーロッパにいても、あくまで鉄ちゃんなので…)、
モスクワ行きの列車が止まっており、これまた懐かしさを覚えたことでした。

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さて前置きが長くなりましたが、タリンはその後、2005年にも訪れており、
今回が3度目。イギリスからフィンランド・ヘルシンキへ移動し、
さらにエストニアまで来ると、同じヨーロッパでも全く雰囲気が異なります。
ある種、華やかさは薄れ、どこか郷愁や哀愁のようなものを帯びています。
首都と言っても、実にこじんまりした町です。

ただ今回訪れてみて驚いたのは物価がすごく上がっていたこと。
この間にユーロが導入され、カフェでのランチやトラムも2倍、3倍くらいでしょうか。
もっとも物価の高さを感じるのは旧市街の観光地エリアで、
下町のロシアンマーケットなどは健在。
今年は欧州文化首都なるものにも選ばれており、事業展開が著しいようです。
もうロシアの、ソ連の一部ではないという勢いです。

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さてさて、タリンの旧市街は石畳の道が無数に入り組んでいます。

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相方と別行動で国鉄駅を見に行ったり、高台へ上ったりしていて、
そろそろ待ち合わせ場所に行こうと思いきや、迷子になってしまいました。
地図は持っており、正確だったので、通りの名前を確認しつつ、石畳の坂道を走り…
まぁ遅刻でしたが…
小道、坂道を辿りつつ、ふと尾道に似てるなと思いました。港町というところも。
何度も訪れているのは、尾道然り。僕はきっとこういう町が好きなのかと。

夕刻、帰路のフェリーの甲板から離れ行く町を遠望しつつ、
再訪の日を想ったことでした。

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ヨーロッパの鉄道と駅

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この写真は何でしょう? お城でも宮殿でもなく…

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駅なんです。
ロンドンのセントパンクラス駅で、現在はユーロスターが発着、大陸とを結んでいます。
あくまで僕は「鉄ちゃん」なんで、
やはりヨーロッパでも、どんな観光地より鉄道の方が興味を惹かれます。

ヨーロッパの駅には、圧倒的な雰囲気があります。

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ヘルシンキ中央駅。こちらも立派な構え。
外装は比較的新しい感じですが、駅入り口の扉が木製で、押して入るという渋さ。
ヨーロッパの中でも、西欧はかなり近代化・現代化していますが、
東欧やロシアに近い地域では、
まだまだ古きヨーロッパ・古き大陸の悠然とした雰囲気が残っています。
何より、自由にホームへ入ったり出来るのも、
鉄ちゃんとしてはそれだけで時間を費やせます。
(こちらも最近、近距離列車の駅では自動改札が増えてきています。
むしろ長距離列車は車内改札に託されているようです。)

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さて今回のヨーロッパでは、ヘルシンキから郊外へ鉄道の旅をしました。
北極圏に近いロバニエミ行きの列車に乗れば、
食堂車やビュフェもついておい、旅を盛り立ててくれます。

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ヘルシンキを出て、3、40分も走れば車窓は森と湖の国、フィンランドです。
田舎の駅もかわいい感じで、湖沿いの森を散策。マイナスイオンに包まれたことです。

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ヘルシンキに戻れば、街中を走るトラムも魅力。
繁華街のど真ん中を、また港や海岸近くを、
時にはごく狭い石畳の道を縫うようにも走り、乗っているだけで面白い。
ヨーロッパ各地では、大都市でもまだまだ路面電車が活躍中。
こちら常時検札がなく、一見ただ乗りし放題にみえて、実は無札が見つかった時、
容赦なく10倍、20倍くらいの罰金が科せられるので、必ず切符を持っておかないとです。

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イギリスの食事は美味い!

イギリスの食事がまずいというのは、一体誰が言い出したことなのでしょう。
イギリスの入国審査が厳しいと言うのも同じで、僕は幾度となく、
それも陸路・空路・帰路未定、色んなパターンで入国してますが、
一度も引っ掛かた試しがありません。
そろそろ、こうした定説を見直していくべきでしょう。

さてイギリスの食事。まずパンは間違いなく、美味いです。
ロンドンの普通のカフェで食べたクロワッサンとスープ。
これで一人あたり、500円弱なら値段もリーズナブル。

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ティーを頼むなら、ポットがお得。3杯分はあります。

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そしてパブ。日本でパブというとお酒を飲むイメージですが、
イギリスのパブはカジュアルなレストランというところ。数百年の歴史があるところも。
そんなパブの夕食。メインとデザートの2コースなら、これまたリーズナブル。
(魚のグリルとプディング。特に魚の方は日本人好みの焼き具合、味付けです)

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定番のフィッシュ&チップスも、こんなに巨大で1,000円せず、案外、魚料理って多い。

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そしてイングリッシュブレックファースト。しっかり食べれば、お昼は簡単で済ませそう。
朝からテーブルセットされたところで、オーダーしてから焼き上げてくれるのが嬉しい。

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食事の定説だけではなく、イギリス、ことにイングランド=ロンドンのイメージも違って、
他にもたくさんの見所があるものです。
イングランド東南部には、丘陵地の牧場を自由に歩けるフットパス(散策路)があり、
気軽なハイキングが楽しめたり、建物が可愛い小さな町があったりと、奥深いのです。

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光るロンドン

5年ぶりに訪れたロンドンです。
この町はどうしてこうも、天気によって見え方が違うのでしょう。
イギリスの不順な天気は良く知れていますが、
朝は霧雨で、ある意味、いかにもロンドンらしい気がしました。
それがお昼になると、青空が見えて来て、繁華街歩きはやめ、公園へ。

街の中心、ピカデリーサーカスから10分も歩かない距離に、
グリーンパークがあります。その名の通り、緑が映えます。

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大都会にあって、繁華街近くにこんな大きな公園があるのが素晴らしいです。
グリーンパークの先端には、バッキンガム宮殿が控えます。

宮殿を横目に、今度はセントジェームズパークへ。
小川にはカモやガチョウが、芝生にはリスが跳ねていました。

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そして、ウェストミンスター、テムズ川へと出ると、こちらは観光客がいっぱい。

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ロンドンは面白い街です。大都会なのに、どこか古くさい。
昔の建物がそのまま使われており、ゆえに老朽化も激しく、
現在は次期オリンピックに向けて、至るところで工事もしています。
でも、コンクリートの四角い建物だけにはなってほしくないものです。

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フィンランド航空

台風迫る関空から逃げるようにして、フィンランド航空で旅立ちました。
今回のヨーロッパ行き、航空券選びは思案しました。
もっともあれこれ考えるのが楽しいので、もう2ヶ月前位から旅は始まったも同然。
タイ航空がかなり安い値段を出しており、
普段貯めているユナイテッドのマイレージも加算されるのは知りつつも、
限られた日数でヨーロッパを楽しみたいのと、
ヘルシンキのストップオーバーに惹かれて、フィンランド航空に決めました。

ヘルシンキと言うのは、ヨーロッパの中でも面白い場所で、
ロシアまでも日帰り圏(もっともビザがないと入国できませんが)、
対岸にバルト三国を控えた、北欧の港町。
他のヨーロッパの首都に比べると華やかさはないものの、落ち着いた、
どこか田舎っぽい雰囲気が良いです。
あと、最近はやはり「かもめ食堂」のイメージでしょうか。

機内はブルーの座席が爽やかです。どことなく新幹線のN700系ぽいのですが、
ヘルシンキから乗り継いだブリティッシュ・エアは黒の革張りで、
それぞれ航空会社のカラーが出ていて、面白いものです。
以前は、機体も白地にブルーの文字があしらわれていたのが、黒になっていました。
(長距離用の大型機は新しいもののようで、
帰路にロンドン~ヘルシンキで乗った飛行機は旧塗装でした)

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ヘルシンキまでは約10時間。ヨーロッパまでの最短時間です。
個人用モニターで前方や下方のカメラが見れ、離着陸時は見応えがあります。
食事はお昼が2回。故か、少し少なめな気がしました。
最初に配られそうなナッツ類がなかったのは、経費削減でしょうか。
有料のメニュー表があり、追加注文はできる形でしたが、
(あのナッツが案外美味かったりします。かと言って、料金を払うほどでもなく…)

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ヘルシンキが近づくと、上空から森やたくさんの湖が見え、フィンランドらしいです。
到着するバンター空港周辺も首都ヘルシンキに程近い距離ながら緑が多く、
ロンドン・ヒースロー全く違う様相です。

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ヘルシンキ・バンターVANTA空港。こじんまりとした空港ですが、乗り換えの便が良く、
関空からは4つくらいのツアー客でほぼ満席でした。
これがフランクフルトのような大空港になると、トランジットエリアを行ったり来たりで、
実は大変なのです。
北欧のシンプルでセンスの良いデザインが随所に見られ、
ゆったりした雰囲気が国を象徴しており、ヨーロッパへ来たことを実感します。
乗り継ぎをわざと1本ずらして、カフェで食べたサンドウィッチも美味しかったです。

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そう考えると、ロンドン・ヒースローの混雑さ、煩わしさは尋常ではないのですが、
これまた世界一忙しい空港の異名を持つ、また違った魅力と言うとこでしょうか。

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旅するように暮らしたい、暮らすように旅したい

最近の旅の傾向として、連泊が多くなりました。
以前は、次から次へと移動していたのですが、
それこそ、20代最後のヨーロッパバス旅行はその際たるもので、
ウィーン~ブリュッセル~バルセロナ~マドリッド~リスボンを
3泊夜行バスで駆け抜けたりもしたものです。

先日は、久々のヨーロッパ旅行でしたが、
結局ロンドンと郊外のおばの家で4泊、ヘルシンキで3泊という
シンプルな行程です。
まぁ今回は、ハネムーンなる建前もありましたが、
昨年のマレーシア行きにしても、結果マラッカに3泊しています。

重い荷物を担いで、ウロウロするのがしんどく(歳のせい!)、
軽装で、ショルダーひとつで、あたかも現地在住のような気分で、
朝出かけて、どこかでランチをして、夜は帰って来て、ご飯にする、
そんな旅が楽しいです。

今回のヘルシンキ滞在は、3泊とも港に近いユースホステルのツイン。
ここを家代わりにして、郊外の町や湖に出かけたり、
隣国のエストニア・タリンへ日帰りしたり、
夜は駅前のスーパーであれこれ買って、ユースのキッチンで。
まるで行きつけの店のように、パンやらお惣菜やらを買って、という生活でした。

旅から帰って、今月末、京都から滋賀へと引っ越します。
住宅街ではあるのですが、琵琶湖が望め、近くに温泉があったりと面白そうです。
まぁそんなもの珍しさも、毎日だとそれが日常になってきますが、
日常生活の中であっても、少し目線や目先を変えることが旅であり、
気分を楽しむことだと思っています。
そういう意味では、宿泊の仕事に携わっているというのも、ありがたい環境です。

さてさて、ヨーロッパ旅行のレポートをしないとですね。

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