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2012年7月

中部日本・鉄ちゃん旅行③

いつの間にか中部日本の山岳路線を巡る旅になったので、
水上から高崎乗り換え、横川を目指します。

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かつて横川~軽井沢間の碓氷峠を越える区間は、
全ての列車に2台の電気機関車を連結させ、上り下りしたものでした。
駅弁「峠の釜めし」が有名になったのも、この機関車連結のため、
小さな横川駅で必ず4~5分の停車時間があったからでした。
長野新幹線が開通し、この区間は廃止になりましたが、駅弁は全国区で有名に。
駅前の本店で頂くと、まだ少し温かくて、変わりなく美味しかったです。

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横川駅に隣接して鉄道文化村があり、
碓氷峠を行き来した列車が保存されていますが、野外に置かれているものが多く、
どうしても損傷が目立つのは残念。峠に向かって、トロッコが走っていたり、
廃線跡が遊歩道になっていますが、時間切れと天候が今ひとつなので、
またの機会に。かつて軽井沢から歩いて峠を下ったこともあり、
その途中でアーチ型のめがね橋も訪れたことがあります。
軽井沢行きのバスに乗ると、便によってはそのめがね橋を通るのですが、
今回は新道のバイパスを一気に上ったことでした。

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軽井沢は深い霧の中。暑がりの僕が寒いと感じるくらい、夏なのに不思議です。
もう夕方で、新幹線でひと駅佐久平へワープ。
この後は車窓が楽しめないことを承知で、小海線経由、今宵は上諏訪温泉泊。
着いたらもう21時を回っており、早朝からよく動いてます。

翌朝、宿の朝風呂に入り、熱海、越後湯沢に続き、一日一湯を果たせば、
レンタサイクルで周辺を散策。間欠泉が吹き上がるのも見れました。

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温泉街という雰囲気ではないのですが、駅から近く、諏訪湖畔に位置する上諏訪も
お気に入りの場所です。丸太落としで有名な御柱祭を一度、見に来ないとです。

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かくして帰路は、中央西線を名古屋へ下ります。
総移動距離は1500キロ以上、久々にたくさん電車に乗った3日間でした。

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中部日本・鉄ちゃん旅行②

新宿発新潟行きの「ムーンライトえちご」は、
今季初の運転日で、金曜の夜ということもあり、満席。
発車前からホームには、鉄ちゃんの姿が溢れています。
そして、鉄子さんなのか、ただの記念撮影なのか女性の姿もよく見かけます。

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国鉄色の車両が旅情を誘います。

車内放送は大宮まで。高崎到着も、いつの間にか車内が減光されていたのも知らず、
気がついたら、すでに明け方の越後平野を快走していました。
18きっぷ+510円の指定券だけで乗れるのはお得。
まだまだ車中泊もできることに変な自信を持って、終着新潟まで乗り通しました。

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さて、新潟からあえて今来た道を引き返します。
この「ムーンライトえちご」には以前も乗ったことがあるのですが、
昼間の上越国境は見たことがなく、越後湯沢や水上といった温泉地もあります。
昨日は熱海に入っており、一日一湯を目指すのも良いかと。
夜行は寝れたものの、顔も洗いたいところです。

ところが長岡から乗った電車で、この先、大雨の影響で現在不通という知らせが。
夜行は無事通れたので、明け方にかなり降ったよう。
越後湯沢に着くと、代行バスの案内がありましたが、天候は回復に向かっており、
ここは慌てず途中下車し、朝風呂を目指します。

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温泉街のはずれに朝から営業している公衆浴場があり、何でも湯沢発祥の湯とか。
クラシックな建物、内装で、訛りが飛び交う地元の人に紛れて、浸かったことでした。

越後湯沢駅へ戻ると、徐行しながらも列車は開通していました。
「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」最初の停車駅、土樽。
今回は新潟側から逆走で、群馬との県境を越えて行きます。

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さて、ここで見逃せないのが土合駅です。上り電車では分かりませんが、
一旦、水上へ出て再び下り電車に乗り込むと、新清水トンネル内で停車。

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そう、下りホームは地下70メートルに設置され、地上までは延々462段の階段で
結ばれています。
昔から時刻表には、「土合駅の下り列車の改札は10分前に締め切ります」という
注釈が載っており、奈落の底のホームまで延々と移動しなければいけないわけです。

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意外にたくさんのお客さんが下車したのは、
このモグラ駅を逆に珍しいスポットとしてツアーに組み込んでいるようです。
谷川岳の登山者にも有名で、山登りの前に、ここでウォーミングアップを図るとか。
ただ、人気がなくなるとやはり不気味。内壁から地下水も流れ出ていて、
色んな意味で涼しいスポットと言えます。

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階段に数字が振ってあるのは分かりやすく、
なるほど大人の足でもこの段数はきつく、足の悪い人には上りきれないでしょう。
やっと上りきって、出口かと思いきや、さらに続きがありました。

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ということで、計486段を確かに10分かけて上り、駅舎へとたどり着くのです。

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中部日本・鉄ちゃん旅行①

久々に鉄ちゃん旅行らしい、3日間となりました。
なのでレポートも、少し「濃い」ものになりそうです。

初日はまず東京へ…というか、
新宿発新潟行きの夜行快速「ムーンライトえちご」の指定券を確保していたので、
とにかく、そこまで行き着かないといけません。
始発電車でおごと温泉駅を、しかし、京都方向は通勤のような気分になるので、
あえて湖西線を北上。すでに「鉄」らしい動きです。

近江今津で北陸本線直通の米原行きに乗り換えると、
近江塩津での方向転換にあわせて、
ほとんどのお客さんが進行方向と逆向きに座っています。
先日、奥琵琶湖を訪れたところですが、
琵琶湖を挟んで西と東で生活圏が違うかと思いきや、
湖北エリアは同じ長浜市で、通学する生徒たちの姿が目立ちました。

朝早い出発に、うとうとしていたら米原。
大垣から豊橋行きの新快速に乗れば、前夜の睡眠不足も手伝って、
シートに沈めた身が起こせません。

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東京へのルートは、いくつか考えられ、名古屋から中央本線を通るルート、
豊橋から飯田線でこれまた山回りのルート、そして東海道本線をひた走るルート。
結局、名古屋を通り過ぎ、豊橋ではすぐの接続の飯田線を見送ってしまい、
東海道を行くことに。その分、時間は余裕があるので、途中下車を楽しめます。

豊橋に程近い豊川稲荷は、いなり寿司発祥の地。
駅の立ち食いうどん屋で、きしめんとあわせて頂きました。

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なるほど甘過ぎない味付けがよく、何気にきしめんのだしが濃い気がしたのは、
東へ向かっている現われです。

さて、昼間の東海道を青春18きっぷ、すなわち鈍行で進んだ場合のネックが、
この豊橋~熱海間。電車の編成が短く、座席も全てロングシートで落ち着きません。
区間によっては立つこともあり得ます。
座れれば、睡眠補充。外は小雨が降り続き、ただただ移動あるのみ。

そんな中、途中の静岡で小休止して、名物「安倍川餅」を購入。
1つ210円から、ホームの売店でも売っており、
このお手軽さと、素朴な味・雰囲気が気に入ってます。

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雨模様に富士山も見えず、ようやく熱海にたどり着きます。
せっかくなので温泉気分を味わいたくなりました。
駅や商店街に小さな土産物屋がひしめきあい、大観光地でありつつ、
どこか懐かしさを覚えます。

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レトロな洋食屋さんで、遅いお昼ご飯とも、早い晩御飯ともいえない時間でしたが、
思わずハンバーグ定食を食べれば、これをハイカラと呼ぶのでしょうか。
かろうじて傘なしで飛び込んだ最寄りの温泉旅館で入浴と、
湯上りのコーヒーでリフレッシュ。
夏場でしたが、雨が幸いで少し肌寒いくらい。かえって情緒ある熱海滞在でした。

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いざ東京へ、ラストスパートです。

 


  

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青春18きっぷ・東へ

今季、「青春18きっぷ」が解禁になります。
祗園祭が明けて、たまたま3連休ということもあり、
とりあえず東を目指してみようと思います。

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静寂のベトナム

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ハノイ市街の西北にあるタイ湖。広く穏やかな風景です。
湖畔には釣り人の姿が見られ、ベトナム最古の寺・鎮国寺があります。

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世界遺産にも指定されている、旧ハノイ城跡・タンロン遺跡。
大通り近くにも関わらず、落ち着いた佇まいで、この旅一番の安らぎを感じました。
城内には大きなジャックフルーツの木もありました。   

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ハノイの町の象徴、ホアンキエム湖。
早朝に訪れてみると、ジョギングしたり、読書したり、バトミントンをしていたり。

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朝は静かな光景です。ハノイの町は案外緑が多いことに気がつきます。
そして、お腹にやさしいフォーを朝食に。

喧騒と熱狂ではないベトナムの姿。奥深いです。

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手強しベトナム

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2度目のベトナム。
以前はホーチミンからハノイへの統一鉄道に乗ることが目的で、町の覚えがなく、
ただちょうど雨期に入る頃で、異常に暑かった印象だけが残っています。
今回は短い日数なので、ハノイをゆっくり見ることに…

しかし「ゆっくり」なんて、していられません。
喧騒と熱狂、これがベトナムです。

まず空港から市内へ向かうのは、地下鉄やバスではなく、乗り合いのミニタクシー。
呼び込みの兄ちゃんにつかまり、バンの席が埋まったら出発。
1時間ほど走って2ドルで安いことは安いのですが、大丈夫か?って感じ。
しかも途中、宿の斡旋業者らしきのが乗り込んで来て、
旅行者に声を掛けていました。僕は既に予約済みの宿があり、
もっとも付きまとわれることもなく、一応、IDらしきものを首から掛けていたのですが、
如何せん何者か分かりません。

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街中はバイク、バイク、バイク、そして車。
その数やおびただしく、交通ルールはあってないようなもの。
横断歩道は誰も止まってくれず、信号は変わる前からフライング・飛び出しは
日常茶飯事。車線変更というか、空いた車線にどんどん移って、
我先に前へ前へと進んでいく…老いも若きもみんなレーサーです。

そして酷暑。
雨期真っ只中とはいえ、雨自体は降っても一瞬ですぐに止む程度。
ただ、湿度が中途半端なく、5分も外に出ていれば、汗だくになってきます。
ハノイ自体、首都にしては大きな町ではなく、歩いて回れる範囲なのですが、
10分15分歩くのが、苦痛です。

そこでレンタサイクルという手を使ったのですが、
これまた街中サーキットを走るので、なかなかエキサイティングです。
そもそも歩道を走れず、ゆえに車道の端をバイク・車と並んで走るのですが、
交差点はそのまま突っ込んで行くことになります。
とはいえ、現地の人でバイクに乗らない学生などは平気で乗っているわけで、
決して乗っていけないことはなく…

タイやマレーシアといった他の東南アジア諸国に比べ、
まだまだ秩序だっていないのが、ベトナムの印象です。

かといって、嫌な気分にはなりません。
道路の横断もちゃんと渡る意志が伝われば、よけてくれます。
向こうも事故を起こしたいわけではないですし。
何より観光客が多く、社会主義国にしてはすごく開かれているわけです。

手強いベトナムですが、ゆえにまだまだその魅力を知りたい場所です。

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チャイナエアラインで行くベトナム

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さて、6月のベトナムレポートです。
今回のベトナム行きは、初搭乗のチャイナエアライン・台北経由でした。
正直、かつて立て続けに起こった事故のイメージがなくもなかったのですが、
実際に利用してみると、実に快適で、払拭されました。

関空午前9時発の為、前日はりんくうタウンに前泊。
乗り込めば、朝昼の間の微妙な時間帯ながら、しっかりとした食事が出ました。

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左上、関空~台北。
右上、台北~ハノイ。(但し、こちらは共同運航便のベトナム航空)
左下、ハノイ~台北。
右下、台北~関空。
やはり機内食は国際線の大事な要素の一つです。

経由地の台北は、関空便は新しくなったターミナル2に発着。
ハノイ便は古いターミナル1です。
年季が入ったものの、古いターミナルの丸みを帯びた搭乗口に温かみを感じます。

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関空~ベトナム(ハノイ・ホーチミン)はベトナム航空の直行便が飛んでいますが、
今回は帰路が仕事の日の朝着になるのを避けて、チャイナエアラインを選択。
時間があれば追加料金で、台北のストップオーバーも可能でした。
台湾・ベトナム両方楽しめるなら、これまた面白いです。

せめてものということで、帰路は乗り換え時間に小龍包とタピオカミルクティーを。
余ったベトナムドンは台北の空港内で両替可能でした。
(某ガイドブックには、再両替は難しいような書き方をしていますが、
当然、発着地同士の空港なら両替できて然り。もちろん大きめの金額ですが。)

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ターミナル2には故宮博物館のデジタル展示なんかもあって、
台湾トランジットのひと時を楽しんだことです。

さて、いよいよベトナム・ハノイの旅です。
ハノイが近づくと、中国国境の高い山々が見え、
東南アジアの雰囲気とは少し違うのかなといった気もしましたが…

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夏、来た!

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大雨の後、夏が来ました。湖は青く、山は緑が映えます。
夏旅を計画中ですが、
その前に、遅くなったベトナムレポートへ行きましょう。

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湖北の旅~マキノ編~

湖北・菅浦で静かな朝を迎えます。

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旅先の朝食はやはり美味しく、弾みをつけて菅浦を後にします。
近くなのに遠い場所が、遠ざかって行く、そんな気がしました。

さて、本日はマキノへ向かいます。
途中、永原の駅構内には、ツバメの巣がいくつもありました。

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マキノ駅前からはレンタサイクルを使います。
高島市内の主な湖西線の駅ではレンタサイクルを扱っており、
しかも相互で乗り捨て可能と便利です。

走ること約15分、道路の両側に、巨大なメタセコイア並木が続きます。

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周辺は高原の雰囲気で、
これまた滋賀県に、こんなところがあったものかと再発見です。
果樹園にはりんごがなっており、これから美味しくなっていきそう。

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喉を潤すのに、手作りジェラードを頼めば、シングルでもかなりのボリュームを、
欲張ってダブルに。溶けかけを、がっついたことでした。
(ちなみにダブルは、りんごとマキノ産のお茶。シングルの方はブルーベリー。)

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その後は琵琶湖岸に出て、南下。
針江地区(用水路を生活に使っています)をかすめ、新旭駅で自転車を乗り捨てます。
湖沿いの自転車道も整備されており、絶好のサイクリングスポットでした。

湖北を巡る2日間でしたが、色んな風景に出会え、滋賀の旅はまだまだ奥深いです。

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湖北の旅~菅浦編~

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6月のベトナムレポートはまた改めるとして、先週末、奥琵琶湖を訪れました。
湖西線・永原駅からローカルバスに揺られること約15分。
終点の菅浦は、30年前までは道路が通っておらず、舟が唯一の交通手段。
古くは奈良時代、都落ちした天皇が住みついた云われもあり、
隠れ里の雰囲気です。
集落の端に立つ茅葺きの門は、外来者を監督していたものとか。

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バス停すぐ横にある須賀神社。
山の斜面を上るような参道の先に、本堂への古い石段があり、何と土足禁止。
スリッパが用意されていて、履き替えます。石段には苔が生えていました。
静かな佇まいの中に、この集落を治めてきた神秘的なものがあります。

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菅浦の入口で道路は、展望台のある奥琵琶湖パークウェイ方面と、
湖岸の民家がある方へ分かれており、集落の先は行き止まり。
どこか外の世界と離れた時間の流れを感じます。

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さて今宵は全室湖に面し、竹生島を望む宿で、
滋賀・琵琶湖産の食事を楽しみつつ、ゆっくりと。

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毎日見ている琵琶湖とは思えない、同じ県に住んでいるとは思えないほど、
遠くへ来た気分です。
旅してるなぁと思うのはこんな時で、きっと僕が旅に求めているのは、
こんなひとときです。

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